手術後の注意点

子宮という内臓は、自然治癒力があります。それでももちろん中絶手術後には子宮は弱り、傷ついているため注意が必要です。

ここでは、痛みが起こった場合や基礎体温を測って排卵の確認をする、母乳や性行為についてなど病院で指導される内容を紹介します。

中絶手術で傷ついた子宮の完治時期

子宮という内臓は月経や出産で一生のうち400回以上も傷つきますが、大変治癒力がありすぐに回復します。初期中絶手術は、良い病院で適切に行なわれれば小さな出産を経験したようなものだと言えなくもありません。

子宮の傷は、月経で1週間程度、出産で2か月程度治癒します。中絶手術では1ヶ月程度でほとんど治るといわれています。

中絶手術後の注意事項について

中絶手術後の注意事項ですが、どの病院でも詳しく説明されますので必ず指導に従いましょう。

  1. 再診日には、必ず来院をする。
  2. 痛みや月経より多い出血、発熱などがあるときは、すぐ受診する。

ということが大切です。
※手術後の出血は、おおむね7日から10日ぐらいで止まります。

手術後は、頭痛、頭重、めまい、肩こり、胸の張り、下腹の張りなどの症状が出やすいので無理をしないようにします。また、必ず婦人体温計で基礎体温を測って、排卵したかどうかを確認します。排卵が起こることが、子宮や卵巣の働きが回復した証明です。

次の月経は、手術後30日~40日ぐらいで始まるのが一般的です。月経を見ないで妊娠することもありますので、50日以上たっても月経がはじまらない時は必ず受診するようにします。

マタニティブルーと中絶後遺症候群(PAS)

妊娠し、中絶手術という体験でメンタル面に変化が起きることがあります。

まず、一般にマタニティブルーと呼ばれる「急激なホルモンの変化の影響でイライラする・気分が不安定なる」という症状がでることがあります。これは、1週間~10日程度で治まります。

また中絶がストレスになり、うつ状態や不眠などの症状がでることもあります。これを中絶後遺症候群(PAS)といいます。こういった症状がでた場合は、ひとりで悩まずに医師に相談するようにしましょう。