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低用量ピルとは

ピルは、「エストロゲン」と「黄体ホルモン」という2種類の女性ホルモンからできています。

エストロゲンは、排卵をうながす働きをするホルモンで、黄体ホルモンは、女性の体が妊娠の準備をするためのホルモンです。「低用量ピル」とは、このうちエストロゲン含有量50μg以下であるピルを指します。日本で一般的に「ピル」というと、この低用量ピルのことをいいます。

低用量ピルとはどんな薬?

低用量ピルは一般的に、婦人科のクリニックで処方され、薬局で買うことはできません。健康保険の適用外になることが多いようです。

ピルは、もともとアメリカで1950年代後半に経口避妊薬としての研究がされ、1960年にFDAが臨床使用を承認、それから欧米を中心に使用が広まりました。
日本でも1986年から臨床試験が開始され1999年に正式な認可が下りました。今では日本で約50万人、世界では1億人以上の女性が利用しているそうです。

メリット・デメリット

低用量ピルには、メリットとデメリットもあります。

正しく服用すれば高い避妊効果があり、月経過多や生理不順、PMSなどの月経トラブルも改善されたりしますが、内服後1ヶ月ほどで消えることが多いですが、吐き気、頭痛、むくみがでたり、避妊には効果的だが、性感染症の予防にはならなかったり、血栓症や心循環器疾患の副作用が出る場合もあるので、医師から十分な説明を受けるようにしましょう。

低用量ピルの飲み方

低用量ピルには、21日間で1シート21錠の服用が終了するものと、28日間で1シート28錠のものがあります。

この違いは、何もピルの成分が入っていないニセの錠剤を「飲み忘れ防止のために」7日間に飲むかどうか、というだけのことです。毎日決まった時間に飲み続けていたのに、1週間空けてしまうと、次のシートの飲み忘れてしまいそうな人が、28錠タイプを利用していす。

飲み忘れたときの対処法

もし万が一飲み忘れてしまった場合は、最後に飲むはずだった時間からどの位経過したか考えます。

  • 24時間以内:直ぐに1錠飲みます。その日に飲む予定だった薬も、いつも通りの定時に飲みましょう。
  • 24時間~48時間以内:服用期間の前半なら直ぐに2錠を飲みます。次に飲む予定の薬は予定通りの時間に飲みます。他の避妊方法を7日間兼用するようにしましょう。
  • 48時間以上:医師の診断が必要です。